台風災害

先日の台風19号は過去最大級の台風とされ、一番の衝撃は長野県の千曲川や東京の多摩川の決壊を含む今回の大雨の影響で決壊した堤防が7県の47河川66カ所(15日午前5時現在)と発表があったように数々の河川氾濫によって濁流に飲まれた家々が連日テレビなどで放映されています。

それを見ながら、平成16年の東かがわ市でも被害を受けた台風の事を思い出し、そして今日、とあるお客様との会話で改めて台風災害の恐ろしさを痛感しました。

その方は上流より氾濫した濁流に家が飲み込まれ、家族全員は寸前で非難していたため、無事でしたが長年住み暮らしたお家にあった家財一切が押し流されてしまい、

家の一階部分の腰より高く土砂に埋まり、仕事上どうしても必要な物が残ってないかと、社員数名で手分けして土砂の搔き出し作業を行いましたがやはりほとんど出てこず、

肩を落としたご主人さんの「ハウスさん、ありがとう。もう大丈夫です。」の言葉が今でも記憶に残っています。

そのお客様は今回の報道を見て15年前の事を思い出し、本当に胸が苦しくなったそうです。

その話をしながら、僕もそのご家族とご近所さんのあの日の表情を思い出し、そのお客様も言っていましたが、水位が上がりだしたと思ったらみるみるうちに濁流になったそうです。

「あの避難があと少し遅ければ、家族全員無事でいたかどうか・・・」やはり避難は早目に行うべきなのだと改めて感じました。

今回の台風で被災された方々の1日でも早い復旧を願うばかりです。

 

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