半夏生(ハンゲショウ)
夏至から11日目、今年は7月1日が半夏生だったようですが、昔はこの日までに
田植えを終え、休みを取る ならわしであったそうです。
そして、その頃に見ごろとなる植物で、高さが60センチほどの先に薄黄色の
穂状の花がついており、その周辺の葉2~3枚だけが下半分白くなっている
ドクダミ科の植物「ハンゲショウ」(別名 片白草) 。
葉の半分白くお化粧をしている様子から、「半化粧」と書くこともあるようですが、
この方がイメージに合ってますね。
開花に合わせて花の周辺だけ白くなるのは、花粉を運ぶ昆虫にアピールするため
だとか・・・。
先日の四国新聞に 小豆島町二面という所の「化池」(ばけいけ)のほとりに咲く
ハンゲショウが紹介されていましたが、この時期に小豆島へ行くことがあれば
立ち寄ってみたいものです。
私も5~6年前に、京都の建仁寺(けんにんじ)というお寺のお庭で、とても
綺麗なハンゲショウを見ましたが(このお寺は、俵屋宗達の風神雷神図屏風でも
有名です)、今年もきっと見事に咲いているのでしょうね。
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